オシャレな街、中目黒。駅から桜で有名な目黒川沿いを進むと、本記事でご紹介する
人気店「パティスリー カカオエット・パリ(patisserie Cacahouete Paris)」と出会えます。
可愛いリスがモチーフのショップで、立方体をしたシュークリーム「シーキューブ」
が特に人気です。そんな魅力溢れるカカオエット・パリに迫っていきます。
もくじ
カカオエット・パリの人気の秘密とは?
食べログで2020年のスイーツTOKYO百名店にも選ばれた当パティスリー。
お店の外観は鮮やかなピンクと黒を基調としており、
入り口のマットには看板キャラクターであるリスが描かれています。
そんなポップな見た目はフランクな雰囲気を感じられるのか、
自然と足が向くカカオエット・パリ。
人気の秘密は代名詞とも言えるシュークリームはもちろん、
それ以外にも多くあるのです。
オーナーパティシエは「ピエール・エルメ」出身!
フランス出身のオーナーパティシエであるジェローム・ケネルさん(写真左)
は、フランスの一流レストランや老舗洋菓子店「ラデュレ」、三つ星レストラン等
で経験を積み、マカロンで有名な「ピエール・エルメ」でも活躍。
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製菓コンクールで準優勝やパリ製菓学校の非常勤講師を務め、
お菓子の専門雑誌でも取り上げられる等、輝かしい功績を持っておられます。
そんなシェフが生み出すスイーツは、意外にもシンプルなものばかり。
このシンプルさにこそ、洗練された技術が集約していると言えるでしょう。
カカオエット・パリは、もう一人の製造責任者で伴侶である、
椛澤貴子さん(写真右)と二人三脚で運営されています。
可愛いリスの秘密
「カカオエット」とは、フランス語で「落花生」という意味なのだそう。
もう一人の製造責任者でケネルさんの奥様でもある、椛澤貴子さんの出身地が千葉県。
その名産といえば落花生ということで、店名にしたのだそう。
落花生は一つに二粒入っていますが、二人を表しているそうですよ。
そんなロマンチックなお店のキャラクターであるリス。
好奇心旺盛且つ追求心を持つ習性は、まさにケネルさんや貴子さんそのもの。
そういった理由もあって掲げられたリスですが、
今となってはお客さんにより親しみを感じさせる愛らしいモチーフとなっています。
一番人気はシーキューブも、精巧でユニークなケーキの数々!
カカオエット・パリの代名詞とも言えるのがシュークリーム(シーキューブ)。
確かに、多くのお客さんがこのシュークリームを求めて来店しています。
ただ、精巧でユニークなケーキの数々に、あなたもきっと目移りしてしまうでしょう。
ここからは、カカオエット・パリのケーキの魅力をご紹介していきます。
魅惑の立方体!「シーキューブ」
多くのパティスリーでは、シュークリームは丸い形をしております。
これは、「シュー(Chou)」がフランス語で「キャベツ」という意味であり、
焼き上がりがキャベツの形に似ていることからきています。
それに対しシーキューブは、立方体をした珍しい形のシュークリーム。
日本では四角のスイカも売買されておりますが、これを見たケネルさんが
シーキューブを考案したそうです。
自宅に持ち帰り、いざ箱を開けてみたらケーキが崩れていた、ということにならないように、
多くのパティスリーでは工夫がなされています。このシュークリームもそんな工夫の一つ。
箱にフィットするため崩れにくいでしょう。
肝心のお味ですが、デニッシュのようなシュー皮に、生クリームとカスタードの2層が
詰まっています。ほどよく優しい甘さは日本人向け。
お店のキャラクターのリスが描かれたチョコが上面に飾られ、
キュートでインパクトがあります。
通常のものに加えて季節限定のシーキューブが登場することも。
こちらは桜味のカスタードと1粒のイチゴが入っている
サクラの時期しか食べられない限定の”シューキューブサクラ”
そのカラフルさゆえ、お持たせにすると喜ばれると評判です。
精巧さの中のユニーク「飲むショートケーキ」
シュークリーム意外にもおすすめのケーキは多くあります。
例えば、ロールケーキの断面にパンダのチョコを貼り付けた
「パンダロール」
出典:https://cacahouete-paris.jp
このロールはロールケーキのお尻にあたる部分にパンダのお尻のチョコが
貼り付けられています。ちょこんと可愛らしい尻尾に自然と笑みがこぼれます。
また、SNS等でも話題になった
飲むショートケーキ「ヴェリンヌ ショートケーキ」
カップ入りのショートケーキとなっており、なにやら赤と黒のストローが
二本ささっています。なんでも、赤いストローはイチゴのピューレ、
黒いストローは生クリームで、同時に飲むとそのハーモニーを味わう
ことができるユニークなケーキです。
確実に買いたい方は夕方までに。桜の時期は注意
人気店ということもあり、夕方に行くとお目当てのケーキが完売している
可能性があります。確実に購入したい方は、夕方までの来店をおすすめします。
また、目黒川の桜が見頃を迎えると、客足が増えるため要注意です。
なお、イートインスペースもありますが、3席のみとなっているため、
こちらを利用したい方も早い時間の来店がおすすめです。
まとめ
中目黒の人気パティスリー、カカオエット・パリ。
駅からは徒歩10分弱かかりますが、来訪客は後を絶ちません。
人気のきっかけは、話題になったシーキューブ。ですが、このお店には
精巧且つユニークなケーキが並べられており、私たちを迎えてくれるでしょう。
店舗は中目黒本店と武蔵小山店がありますので、是非お立ち寄りください。
遠方の方はオンラインショップをチェックしてみてくださいね。
店舗詳細
◆パティスリー カカオエット・パリ 中目黒本店
住所:東京都目黒区東山1-9-6
TEL:03-5722-3920
営業時間:10:00–19:00
定休日:毎週火曜・第1月曜・第3月曜
◆パティスリー カカオエット・パリ 武蔵小山店
住所:東京都品川区荏原3-8-7-102
TEL:03-6426-2350
営業時間:11:00–19:00
定休日:毎週火曜・第1月曜・第3月曜