ダロワイヨの歴史は古い!人気マカロンの魅力やケーキバイキングをご紹介

人気 マカロン おすすめ

マカロンを看板とするパティスリーと言えば、ピエール・エルメ・パリやラデュレを思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、それらと肩を並べる老舗がダロワイヨです。
実はこれらの中では最古のパティスリーであり、その歴史を知ることで味への理解が深まるかも?
今回はそんなダロワイヨの歴史と、長く愛されているマカロンの魅力についてご紹介していきます。

 

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ダロワイヨの歴史は古かった!

日本では、30年以上続くショップは老舗というくくりに部類される、という定義もあるようです。そんな日本からすると、ダロワイヨの創業1802年という歴史には腰を抜かしてしまう方もおられるかもしれません。ただ、創業がこの年であり、起源はもっと古いというのです。どういうことなのか見ていきましょう。

マカロンと言えば

出典:https://www.parisnavi.com/

 

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ダロワイヨの起源はルイ14世の時代

ルイ14世といえば、フランスが誇る世界文化遺産ヴェルサイユ宮殿を建設した人物です。
このヴェルサイユ宮殿は1682年に建ちましたが、その当初から宮殿の給仕係となったのが、
現在のダロワイヨの起源となったシャルル・ダロワイヨです。

彼を始めとしたダロワイヨ一族は、直に王に仕えたため、フランスにおいて最高峰の食を追求した大変栄誉ある職でした。
現在はパリに本店を構えつつも、世界中にダロワイヨの味を展開しており、世界的に有名なショップのひとつとなっています。

 

ダロワイヨと日本を繋げた不二家

ダロワイヨは1982年に日本にやってきました。シャルル・ダロワイヨが宮殿に仕えてから、実に300年後のことです。
日本を代表する食品メーカーの不二家はダロワイヨと契約し一号店が東京の自由が丘に誕生しました。

 

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フランスの国外に誕生した記念すべき一店舗目となり、そのあともダロワイヨは日本国内で店舗を拡大、世界には30店舗ほどありますが、そのうちの22店舗(2021年現在)は日本にあり、我が国とダロワイヨとの深い繋がりがうかがえます。

「オペラ」の生みの親でもあるダロワイヨ

コアントローやグランマルニエといった洋酒をビスキュイ生地に染み込ませ、ガナッシュやバタークリーム等をサンド、これらが約7層となるように重ねていったスイーツ「オペラ」を生み出したのはダロワイヨのパティスリーシェフです。

 

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パリの歌劇場「オペラ座」がモデルとされており、その高級感たるや黄金の劇場を彷彿とさせます。
このオペラを差し置き、日本では「ダロワイヨというとマカロン」のイメージが定着しております。一体なぜなのでしょうか。

ダロワイヨのマカロン!その魅力をご紹介

実はダロワイヨのマカロンは、オペラよりも以前の1832年に誕生しています。

 

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特筆すべきは創製されたオペラなのかもしれませんが、
それ以上に愛され続けているのがこのマカロンなのです。
ここからはダロワイヨのマカロンの魅力についてご紹介していきます。

ダロワイヨのマカロンはフレンチメレンゲのふわっと仕立て

マカロンを作る工程としては、「メレンゲ」が重要になってきます。メレンゲの種類としては、生地がふくらむ「フレンチメレンゲ」と、生地が平たく仕上がる「イタリアンメレンゲ」がありますが、ダロワイヨのマカロンは、前者を採用。

 

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ぷっくりとした可愛いフォルムも愛される一つの要因ですが、生地が焼き上がる段階で
できる「ピエ」と呼ばれる押し出された生地がまるでフリルのようで、マカロンがドレスを
まとったかのよう。季節の素材や創業当初から引き継がれたピューレやクリームがサンドされ、
確かな味とそのカラフルさに心が躍ることでしょう。

本場パリと日本でのパッケージや種類の違いを機会があれば楽しんでみるのもいいかもしれませんね。また、日本では季節のイベントなどの限定マカロンも登場するので毎シーズンいつもとは違った
マカロンも要チェックです。

ケーキビュッフェでも食べられる

ダロワイヨの一部店舗ではケーキビュッフェが行われています。一人3600円でその日お店に並んでいるケーキの中から20種類前後のケーキを堪能できます。
通常のショーケースに並ぶケーキとビュッフェでチョイスできるケーキが同じというハイクオリティ。 中には700円ほどのケーキもあり、大変お得なため、
休日は数ヶ月先まで予約が取られないほどに埋まっている大人気ビュッフェとなっています。

このケーキビュッフェでもマカロンを味わうことができます。マカロンを始め、オペラ、その他色々な味を楽しみたい方におすすめです。また、マカロン好きにはたまらないマカロンビュッフェが開催されることも。気になる方は定期的に情報をチェックしてみてくださいね。

利用するしかない?!マカロンのサブスク

ダロワイヨではマカロン好きは利用するべきサブスクリプション「My Maca(マイマカ)」が実施されています。メンバーズカードを所有している人であれば、1日1つマカロンがもらえるというもの。料金は1か月1000円。マカロンは200円以上のものからありますので、月に5回店舗に立ち寄れば元が取れ、通える頻度が高い人ほどお得なサービスです。

気になった方は是非ダロワイヨに立ち寄ってみてください。

まとめ

ダロワイヨはオペラの発祥であるパティスリーですが、歴史が古くて長く愛され続けているのはマカロンです。残念ながら実店舗は関東圏のみですが、期間限定ショップであったり、オンラインショップもありますから、機会があれば是非ダロワイヨの味をご賞味くださいね。

店舗詳細

店舗名:ダロワイヨ自由が丘本店 (ケーキビュッフェ実施店舗)
住所:東京都目黒区自由が丘2-11-2
TEL:03-3717-2250
営業時間:マガザン(ショップ)10:00~22:00(日・祝 10:00~21:00)
サロン・ド・テ(カフェ)11:00~20:00

その他の店舗についてはダロワイヨ公式HPをご覧ください。
https://www.dalloyau.co.jp/boutiques.php