早くも来年、2019年の春夏からの人気ナンバーワンラグジュアリーブランドは『Celine(セリーヌ)』に決定か?!
ラゲージバッグなどのアイコンバックを生み出しセリーヌに新たな時代を築きあげたフィービー・ファイロの後任にクリエイティブ・ディレクターとして任命されたのはなんとあのカリスマ的人気を誇るエディ・スリマン!2018年1月21日に情報解禁になるやいなやSNSなどでは世界中のファッショニスタから期待と歓喜に満ちた声が飛び交っています!これまでディオールオム、サンローランにおいて彼が発表してきた服のかっこよさは、多くの男性中心に世界中に膨大なファンを増やし、各ブランドの再生を完璧に成し遂げて来ました。今から楽しみすぎて待ちきれないエディ・スリマンによるCeline(セリーヌ)!そんなエディ・スリマンについてや過去の作品をチェック♪
もくじ
エディ・スリマンによるサンローラン軍団が再集結か!?
エディ・スリマンはCeline(セリーヌ)2019年春夏より、ウィメンズ、メンズウエアのほか、オートクチュールからフレグランスまでを統括することが決定。2018年6月現在の情報によると、
SAINT LAURENT(サンローラン)時代の仲間たちが、エディと共に新生セリーヌを作り出すべく
集結しているそうです。
サンローラン(ロサンゼルス担当)に所属していた、Peter Utz(ピーター・ウーツ)は今回、
セリーヌのクチュールとイベント担当のディレクターに就任が決まったという。
ピーター・ウーツはロサンゼルスにある、多くの人気アーティストやセレブを顧客に持つ超ハイセンスな有名セレクトショップ Maxfield (マックスフィールド)の前チーフ・ブランディング・オフィサーで今では爆発的人気ブランドとなった、VETEMENTS(ヴェトモン)やOFF-WHITE(オフ-ホワイト)、FEAR OF GOD(フィア オブ ゴッド)、READYMADE(レディメイド)などをバイイングしショップに並べた感性の高い凄腕の人物。
そして約3年間、サンローラン(ニューヨークオフィス)に所属したのち、直近ではロンドンのオークションハウス”クリスティーズ”のコミュニケーションマネジャーだったLilian Bard(リリアン・バード)も、セリーヌ(ニューヨーク担当)プレスマネジャーに就任が決まっています。
これはエディ・スリマンによるサンローランのファンだった人にとっては特に、
ますます期待値が上がるニュース。
きっとまた新たな伝説を築いてくれそうな予感しかありません♪
気になるファーストコレクションは9月に開催される
2019年春夏パリコレクションで初お目見え!!
エディ・スリマン(HEDI SLIMANE)とは
サンローラン(旧イヴ・サンローラン)、ディオール オムの元クリエイティブ・ディレクター。両ブランドを語るうえで外すことはできない存在こそが『エディ・スリマン』だ。
1968年、パリにて生まれ育ったエディ・スリマンは、超エリート校 ”グランゼコール・パリ政治学院 ”を卒業し、エコール・ド・ルーブルで美術と歴史を学んでいますが、ファッションに関しては専門的に学んではいませんでした。
ある時、あまりにもスリムな体型の自分に似合う服がなかなかみつからなかったことから独学で服作りをしはじめたのが始まりだったそうです。
1990年代のほとんどを”ジョゼ レヴィ”の元でディレクターや”ジャン ジャック ピカール”のアシスタントなどを経験し過ごしたのちの1997年、当時まだ無名だったエディ・スリマンをイヴ・サンローラン氏のパートナーであるピエール・ベルジェが『 イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ・オム 』のアーティスティックディレクターに抜擢し就任することに。2000年頃にエディ・スリマンは一旦、イヴ・サンローランから離れ、2001―2002秋冬のパリコㇾにて展開が始まった『ディオール オム』の立ち上げから2007年秋冬コレクションまでアーティスティック ディレクターを担当します。
『男性にも、もっと洗練され魅力的になって欲しい』という願いを込めた彼は黒をメインにした細身のレザータキシードやジャケット、スキニーデニムなど、タイトなシルエットでロックテイストなアイテムを中心に発表し、爆発的大ヒットを起こしました。
彼のファンは同じファッション界にも多く存在します。特に有名なのが、あのモード界の皇帝”カール・ラガーフェルド”はエディ・スリマンがデザインしたスキニーパンツとジャケットを着たいばかりに、40キロ以上ものダイエットに成功したという話しです。凄い情熱ですよね!
惜しまれつつ、ディオール オムを退任した彼は、フォトグラファー中心の活動をしますがその作品もまた、高い評価を得て、様々な面でのセンスの良さ、才能を世に知らしめることに。
そして2012年、再びイヴ・サンローランに戻ったエディ・スリマンはメンズとレディースの統括クリエイティブ・ディレクターとして就任。復活後は今は亡きイヴ・サンローラン氏の伝統スタイルを見事にアレンジしたデザインやスタイルを打ち出し絶賛されたり、またメンズラインにおいては3年間の間に売上を2倍にまで伸ばしたとして讃えられています。
エディ・スリマンはもともとロックやパンクなど音楽との結びつきが強いことが有名で、フォトグラファー時代もインディーズバンドなどの写真を多く撮影したり、ディオール オムにいた頃から、ロックを独自のスタイルに解釈したものを詰め込んだデザイン性を確立していて、多くのミュージシャン達のステージ衣装なども制作したり、コレクションなどに使われるキャンペーンの広告もエディ・スリマン本人がミュージシャンにオファーなどして自ら撮影をすることも行っていました。再び、非常に多くの人に惜しまれつつサンローランを退任するも彼はカリスマ的な人気を誇りつづけてきました。そして今回のCeline(セリーヌ)クリエイティブ・ディレクター就任となれば、その期待は並々ならぬものがあります。ファンはもちろん経営陣も彼の起用によって売上を2倍にまで伸ばすことを目標にしているとか。
それではこれまでのエディ・スリマンの作品・コレクションを振り返ってみましょう。
ブレないかっこよさを実感させられます。
1999年イヴ・サンローラン 冬
1999年イヴ・サンローラン 夏
2000年イヴ・サンローラン 冬
2001年ディオール・オム 夏
2001年ディオール・オム 冬
2002年ディオール・オム 冬
2002年ディオール・オム 夏
2003年ディオール・オム 冬
2003年ディオール・オム 夏
2004年ディオール・オム 冬
どのブランドに行ってもエディ・スリマンを色濃く感じるデザイン性は圧巻です。
エディ・スリマンがクリエイトするCeline(セリーヌ)。
どんなアイテムをどんな世界観で見せてくれるのか今から展開が楽しみですね!