近年の日本では、北陸や北海道でも気温が40度近くになるなど異常気象が多発しており、猛暑を超え酷暑と言われるまでに至っています。そんな気象条件もあり、2020年は第3次かき氷ブームが到来したと言われ、以降も夏にかき氷は欠かせない存在となっています。
そんな中で注目を集めるのが進化系かき氷です。
この記事では、夏にかき氷が欠かせない理由と進化系かき氷として人気の
「カフェ ルミエール( Café Lumière )」の焼きかき氷をご紹介していきます。
もくじ
夏にかき氷が欠かせない理由!を食べたくなる心理とは
暑くなると冷たいものを食べたいと考え、さらにはアイスよりもかき氷が食べたくなることはありませんか?かき氷は乳製品を使用しているアイスよりもさっぱりしているという印象を持っている人が多く、暑い夏に手が伸びやすいのだそう。
そんなかき氷が食べたくなる心理について見ていきましょう。
気温が30度前後になるとかき氷を食べたくなる?!
暑さを感知すると、人は本能的に身体に危機が迫っていると考えるのだそうです。
そのため、身体を冷やしたいと考え、かき氷が食べたくなるようです。実際、かき氷のような冷たい食べ物は、口の中に入ることで舌の神経が冷たさを脳に伝えるため、「涼しい」と感じるようです。
特に「かき氷は気温が30度前後になるとよく売れる」と言われることから、この気温に近づくと
かき氷を食べて、「涼みたい」と考えるようになるのかもしれません。
風流的なものを感じ、食べたいと考える
日本の夏の風物詩といえばかき氷を連想する方も多いはず。かき氷は、多くの人が風流的なものを感じ、風鈴や扇風機と同様に夏の暑さを和らげるアイテムであると考える人が多いのです。
それゆえに、かき氷を食べることで心理的観点から体感温度を下げることができるため、
人はかき氷を食べたくなるのかもしれません。
進化系かき氷!カフェ ルミエールの焼きかき氷とは
これまでご紹介したとおり、かき氷は「涼しくなるもの」と考える方が多いことでしょう。
そんなことを踏まえてご紹介するのがカフェ ルミエールの焼きかき氷です。
このかき氷は、その名の通り、火が上がるほどに焼いて食べる進化系かき氷です。
よりによって暑い夏に冷たいものを焼くという発想は大胆であり、
大変ユニークに感じるのかもしれませんが、一体どういうことなのかご紹介していきます。
かき氷を焼く技法にご注目!
カフェ ルミエールは、おしゃれな街として人気の吉祥寺にお店を構えます。
このお店の売りはなんと言っても焼きかき氷です。とはいえ、初めからかき氷が燃えているわけではなく、席に運ばれて来る時は、かき氷にイタリアンメレンゲがコーティングされている状態です。
しかし、ここからが衝撃で、後から現れたスタッフの手には謎の液体の入ったカップがあり、そこに点火するとあっという間に火が燃え盛ります!!
それがかき氷に注がれると、みるみるうちにかき氷が炎に包まれ、見事な焼きかき氷の完成です。炎がおさまると、メレンゲに程良い焼き色がついて香ばしい香りが漂います。
実はあの液体の正体はラム酒であり、かき氷を「フランベ」していたのです。フランベは主にフランス料理に用いられる技法の一つであり、ルミエールのスタッフの技術の高さがうかがえます。
さて、燃えたかき氷はどうなっているのかというと、メレンゲのおかげなのか、ドロドロに溶けているということはありません。サクサクふわふわの冷たいかき氷と温かなメレンゲの融合に不思議な感覚を味わえることでしょう。付いてきたソースで味変が楽しめるのも魅力の一つです。
ところで、何故かき氷を焼いたのかというと、「冬でも食べられるようにしたかった」とのこと。
暖房の効いた室内で冷たいものを食べる・・・
「コタツでアイス」のように、その矛盾が癖になりそうですよね。
何故人気?カフェ ルミエールの焼きかき氷
ルミエールの焼きかき氷はSNSで拡散されると、瞬く間に人気となりました。
ホームページでは来店予約を行っておりますが、連日予約でいっぱいとなっており、
特に7、8月は予約を取るのが難しいという状態です。
ここまで人気となったのも、若い世代がSNS映えを求めてやってくるからなのでしょう。ツイッターやインスタグラムでは、今現在もルミエールの焼きかき氷が掲載され、多くの人を驚かせています。
また、ソファー席も多く設けられているため居心地も良く、ゆったりとした時間を過ごすためなのか一人客も目立ちます。そんな隠れ家的存在のルミエールは、多くの人に新しさと癒しを与えてくれているのかもしれません。
まとめ
焼きかき氷を提供するカフェ ルミエール。かき氷はフランベという技法を使って焼かれており、
その工程は圧巻で、暑い夏にもぴったりの進化系スイーツです。
お店はSNS映えを狙った女性客や、ゆっくり過ごしたい一人客が多く訪れます。予約は取りにくいものの、運が良ければ予約無しで入れることも。気になる方は是非訪れてみてください。
店舗詳細
店舗名:カフェ ルミエール( Café Lumière
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-2-2 東山ビル4F
営業時間:11:00 – 20:00(LO.19:30)
※営業時間の変更の可能性あり(公式HPやツイッター、インスタなどでご確認ください。)
定休日:不定休
電話番号:0422482121
予約・営業時間の確認等
公式HP https://select-type.com/p/cafe_Lumiere_kichijyouji/
公式インスタ https://www.instagram.com/cafe_lumiere_kichijyoji/
公式ツイッター https://twitter.com/lumiere_cafe