年末年始やGW、お盆等では家族で集まる機会も多いですよね。それらに加え、成人式や入学式、卒業式、七五三といった祝い事もあるでしょうから、一年を通してお持たせ・手土産や贈答品に悩む方も多いはず。
そんな方におすすめしたいのが、銀座菊廼舎(きくのや)の「冨貴寄(ふきよせ)」です。
この冨貴寄とはなにか。おすすめである理由と共にご紹介していきます。
もくじ
「冨貴寄(ふきよせ)」とは?魅力や歴史をご紹介
「冨貴寄」は菊廼舎が商標登録している看板商品です。
菊廼舎の創業は激動の時代である明治23年(1890年)。古い歴史を持つこのお菓子は、時代と共に歩んできました。今だからこそ食べたいこの冨貴寄の歴史や魅力を見ていきたいと思います。
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冨貴寄は「幸せをもたらす」という意味合いが込められている
聞き慣れない方も多い「冨貴寄」は、「吹き寄せ」から由来しており、「風が落ち葉や木の実を一箇所に集めることで色とりどりである様」を吹き寄せと言うのだそう。
冨貴寄には「小さくて愛らしいお菓子である千菓子が集まることで、幸せをもたらす」という意味合いが込められており、菊廼舎の「心やすらぐおいしいものを」という理念の代名詞とも言えるでしょう。とにかく見た目が鮮やかで、蓋を開けた瞬間に笑顔が溢れる和菓子です。
時代の流れに沿いつつも守り通した理念
明治と言えば文明開花で日本が大きく変化した時期でもあります。西洋の文化で世の中が大きく変化していく中、菊廼舎も新しい風を取り入れていったといいます。
すべてはお菓子を届ける人々と、和菓子文化のため。ただし、伝統的に守り通してきた理念や技法はそのままに、より良い方向へ改善点を見出していったのだそう。
そういった試行錯誤を経て、菊廼舎は和菓子界の重鎮として名を連ねるまでに至りました。
最後まで真心が込められている
菊廼舎の銀座本店を訪れた方は、驚かれるかもしれません。並べられている冨貴寄は、宝石店顔負けの煌びやかさであり、スタッフの装いは着物で上品な佇まいです。
店内には数席設けられており、こちらはイートイン用ではなく、実際に試食をさせてもらえるというもの。冨貴寄に見合うお茶までついてくるため、買い物に来ているのに、まるでお茶をしに来ているかのようです。
菊廼舎がこれほどのサービスを提供している理由としては、購入した人だけでなく、それらを受け取る人をも見越しているからです。一人一人に合った商品を提案し、喜んでもらう。
これも菊廼舎のこだわりのひとつなのでしょう。
菊廼舎(きくのや)の冨貴寄が贈り物におすすめな理由とは
さて、菊廼舎の歴史やサービスだけでもその魅力がひしひしと感じられたのかもしれませんが、
冨貴寄が贈り物におすすめな理由はまだまだあります。
ここからは、その中でも特にご紹介したい理由を見ていきたいと思います。
季節感を感じられる
冨貴寄がお土産におすすめな理由としては、なんといっても季節が感じられるからです。
新春に使いやすい干支のせんべいや桜の和クッキー。
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夏には貝殻を模したクッキーや星砂のようなこんぺい糖と落花生。
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秋には紅葉の絨毯を思わせ、冬には冬の夜空をモチーフに7つの星が浮かびます。
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季節を感じられるこだわりの缶を開けば、その先には美しい日本の四季が広がっており、
まるで家にいながら旅行をしているかのような気分を味わえ、
冨貴寄の大きな魅力の一つと言えるでしょう。少しずつ食べられるのも嬉しいポイントです。
ちなみに季節感のないものも用意されています。
渡す相手によって使い分けられるため、利便性が高いのも魅力です。
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お祝い事に彩りを添えてくれる
冨貴寄はお祝い事にもうってつけ。というのも、「ありがとう」や「内祝」等のメッセージが
書かれた千菓子「雲平(うんぺい)」を付けることができるからです。
定型メッセージはもちろん、オリジナルメッセージを入れることができますので、
世界に一つだけの冨貴寄を贈ることもできます。大切な人の大切な瞬間にぴったりですよね。
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ちなみにメッセージは20日前までに注文する必要があります。ご利用の場合はご注意くださいね。
洋菓子には無い魅力がある。バレンタインにもぴったり
冨貴寄はバレンタインやホワイトデーの贈り物にもぴったりです。特にバレンタインはチョコレートというイメージがありますから、和菓子を贈ろうと考える人はそう多くはないのかもしれません。
そんな中で冨貴寄という変わり種を贈れば印象に残りやすいですし、他の人と差をつけることができます。意中の相手がいる方は、目を引く冨貴寄で勝負してみてはいかがでしょうか。
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その他、季節のイベントごとに登場するシリーズもお土産におすすめ
母の日のお菓子
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父の日のお菓子
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ひな祭りのお菓子
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こどもの日のお菓子
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七夕のお菓子
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お月見(十五夜)のお菓子
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節分のお菓子
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ハロウィンのお菓子
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七五三のお菓子
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銀座パンダ5
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まとめ
冨貴寄は、こんぺい糖や和クッキー、落花生等といった小さなお菓子が詰まった江戸菓子であり、「幸せをもたらす」という意味合いを持っています。そのため、贈答用にぴったりでしょう。
店舗は都内にしかありませんが、時々全国各地の百貨店で期間限定ショップも開かれているようです。遠方の方はオンラインショップもご利用ください。
ちなみに銀座本店は、以前は銀座コアの一角にありましたが、現在は銀座あづまビルに移転しております。訪れる際にはお間違えのないようご注意ください。
店舗詳細
店名:銀座菊廼舎 銀座本店
住所:東京都中央区銀座5-9-17 銀座あづまビル1F
電話番号:03-3571-4095
営業時間:9:30〜18:00(土日祝 9:30~17:30)
※年末年始 12/31(金) 10:00~15:00 / 1/1(土)~1/3(月)休み
1/4(火)~通常営業
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店名:東京ギフトパレット店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口
※年末年始 12/31(金) 9:30~18:00 / 1/1(土) 休み
1/2(日)10:00~18:00
1/3(月)10:00~20:30
1/4(火)~通常営業
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店名:渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街 地下2F(銀座 菊廼舎)
電話番号:03-6427-2305
営業時間:11:00~21:00
※年末年始 12/31(金)10:00~18:30 / 1/1(土) 休み
1/2(日)10:00~20:00
1/3(月)~通常営業
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銀座菊廼舎 公式オンラインショップ https://ec.ginza-kikunoya.co.jp/