バウムクーヘンはドイツ発祥の焼き菓子であり、昔から日本にあったわけではありません。
が、しばしば「バウムクーヘン大国」と言われるほど多くのお店が生産・販売しています。
中には世界から賞賛されるほどのショップも。そこで今回は、東日本・西日本の中から
特に人気のある6店をご紹介していきたいと思います。
もくじ
東日本のバウムクーヘン専門店
スイーツ激戦区である都内を中心に、東日本にはバウムクーヘンを取り扱っているお店が
多数あります。バウムクーヘンは日持ちし、見た目にも満足感があるため、
お土産に使いやすいからなのかもしれません。
ここからはその中でも一度は食べておきたいお店をご紹介していきます。
均一なしっとり生地「治一郎」
まずは浜松市を本店とする治一郎。生地は24層から成り、その均一な薄さはまさに芸術的。
外側はこれまた薄くアイシング(砂糖でコーティングすること)されており、
生地の味を損ねない上品な甘さです。
「飲みものが要らない」という宣伝文句の通り、
しっとりかつ、ケーキを思わせるふんわりした味わいが、多くのファン獲得に繋がっています。
外箱も通常版はシンプルで上品なものから、期間限定のパッケージなども登場するので、
お持たせにすると間違いなく喜ばれるバウムクーヘンです。
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記憶に残る薪型「ねんりん家」
銀座を本店とするねんりん家は、オーソドックスなバウムクーヘンに加え、
薪を並べた形状のものが特徴的です。その名も「マウントバーム」
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フランスパンをイメージして作られたとのことで、
外はアイシングされてカリッとした食感、中はそれに反してしっとりなめらかです。
濃厚なバターが練り込まれた生地は芳しく、丸ごとかじって味わいたくなるような一品。
季節限定商品なども毎年大人気。
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味はもちろん、見た目にインパクトのあるこのバウムクーヘンは、
一度見たら忘れることはないでしょう。
新感覚バウムクーヘン「カタヌキヤ」
同じく銀座に本店を構えるカタヌキヤ。型抜きできる新感覚バウムクーヘンとして
各メディアにも取り上げられました。
多くの店舗が丸型や扇形をしている中、こちらはスクエア。
生地を均等に引き伸ばし、焼き目をつけてはまた生地を伸ばし・・・。
この工程を繰り返すことで、綺麗な層のできあがり。
上面にアイシングを施したあと、お菓子のための「ウォータージェットカッター」
を使い型抜き用の切れ目を入れます。お馴染みパンダなどキャラクター等の絵柄を
プリントして完成です。
食べる他に自分で型抜きできる楽しみも堪能できるバウムクーヘンは、
日本ではこのお店だけです!
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ディズニーのミッキーマウス&ミニーマウスや、サンリオなど
人気キャラクターとのコラボなどでも話題に。
お持たせにはもちろん、プレゼントにもきっと喜ばれますよ。
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西日本のバウムクーヘン専門店
西日本のバウムクーヘンも負けてはいません。実は西日本にはバウムクーヘン発祥の老舗や、
近畿・東海を中心に覇権を奮うショップ等、戦国時代で例えるなら織田信長のようなショップが
いくつも存在しています。
そんな天下を取るべく勢力を伸ばし続ける3店をご紹介します。
日本で最初にバウムクーヘンを提供した「ユーハイム」
ユーハイムは、ドイツのお菓子職人だったカール・ユーハイムが、日本でショップを開いたことで
始まりました。創設時は横浜が本店でしたが、戦時中にパティスリーが焼けてしまったため、
現在は神戸市を本店としています。
時を超えてもなお、人々に愛される味を提供し続けるユーハイム。
その優しい味わいは、添加物を使用しないというこだわりのたまものです。
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究極の抹茶バウムクーヘンも今やユーハイムの顔となった一品です。
抹茶好きなら一度は食べておきたいバウムクーヘン。
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これからも彼らは、「カラダに優しいお菓子」を追求し続けることでしょう。
バウムクーヘン界の織田信長?!「クラブハリエ」
クラブハリエが本店とするのは、あの織田信長が安土城を構えた滋賀県です。
信長のごとく近畿や東海地方を中心に店舗を拡大し続け、全国各地のデパ地下や
催事場では常連となっています。さらには所属パティシエたちも輝かしい賞を受賞
しているなど、まさにスペシャリスト集団。
特にクラブハリエの年輪は美しく、境目が分からないほどの焼き加減は職人技としか言いようがありません。味も言わずもがな。
味はもちろん、サイズが選べるのも◎
また季節ごとに登場するおしゃれなパッケージでも人気を集めています。
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バウムクーヘン好きなら一度は買ってみたくなる?!
パーティーなどにも盛り上がること間違いなしの バームクーヘン1本焼き
も販売されています。
今後も勢力を広げ、日本バウムクーヘン界を牽引していくであろうクラブハリエ。
彼らの覇者への道は、これからも続いていきます。
虎視眈々とファンを獲得する「京ばあむ」
その名の通り京都に本店のある京ばあむ。
清水寺までの道中で一度は目にするであろう場所に位置しています。
豆乳と国産小麦で作られた白い生地と、宇治抹茶で彩られた緑の生地の色合いが綺麗な
バウムクーヘン。しっとりふわっとした食感と抹茶の風味が、国内外問わず人気です。
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和も感じさせつつアーティスティックなおしゃれなパッケージで
外国人のお友達などへの贈り物やお土産にもおすすめです。
現在は京都内のみの店舗ですが、全国各地の様々な催しで登場するなど、
その知名度を上げ続けています。
まとめ
日本には多くのパティスリーやベーカリーがバウムクーヘンを提供していますが、今回ご紹介したお店は特に専門としており、人気店です。こだわりの味や技法、アイデアを追求し続けたとあって、
多くの人に知られていることでしょう。
どのお店にも特色があり、違う美味しさがありますので、食べ比べてみるのも良いかもしれません。通販も可能ですので、是非ご利用してみてはいかがでしょうか。
【店舗詳細】
◆ 治一郎
公式HP 店舗一覧 https://jiichiro.com/shop/
公式オンラインショップ https://www.jiichiro-shop.com/
◆ねんりん家
公式HP 店舗一覧 https://www.nenrinya.jp/shop/index.html
公式オンラインショップ https://www.paqtomog.com/shop/c/cnenrinya
◆カタヌキヤ
公式HP 店舗一覧 https://www.katanuki-ya.com/shop/
公式オンラインショップ https://www.budoo-shop.jp/category/KATANUKIYA/
◆ユーハイム
公式HP 店舗一覧 https://www.juchheim.co.jp/shop_search
公式オンラインショップ https://e-shop.juchheim.co.jp/
◆クラブハリエ
公式HP 店舗一覧 http://clubharie.jp/corporate/shoplist/index.html
公式オンラインショップ https://shop.taneya.co.jp/
◆京ばあむ
公式HP 専門店舗のご紹介 http://kyobaum.shop/
公式オンラインショップ https://www.otabe.jp/shop/c/cbaum/